私が20代の頃の事です。地方出身で専門学校に通うため、上京しました。

学生時代は苦学生でバイトを掛け持ちしながらなんとか卒業し、そのまま東京で就職して社会人としての生活が始まりました。

学生時代は緊張感から貧乏生活で節約していたのですが、まとまった給料をもらうようになり、だんだん感覚がマヒしていきました。

社会人になり、カードも持っておいて損はないだろうと近くの百貨店のカードを作りました。

お給料も入るようになり、学生時代のようにバイト代を大事に使う生活から旅行に出かけたりする生活に変わりました。

あるとき一人旅で東京の百貨店で開催されている展覧会を見に行きました。

大好きな作家さんの展覧会だったので、そこに売られている限定ぐっずはどれもほしくなってしまい、予定より高い金額のものまで買ってしまいました。

昔からの夢で私は自分のネイルサロンを開くことを目標に今までやってきました。

けれどどうしてもあと少し開店資金が足りなくて、まだまだ夢を叶えられずにいました。

けれどある時、自分の理想の地域と場所のテナントに空きがあって、早くしないと売れちゃうのだと不動産屋の人に言われました。