社会人になり、カードも持っておいて損はないだろうと近くの百貨店のカードを作りました。

お給料も入るようになり、学生時代のようにバイト代を大事に使う生活から旅行に出かけたりする生活に変わりました。

あるとき一人旅で東京の百貨店で開催されている展覧会を見に行きました。

大好きな作家さんの展覧会だったので、そこに売られている限定ぐっずはどれもほしくなってしまい、予定より高い金額のものまで買ってしまいました。

とっても嬉しくてウキウキした気分でその日のホテルに向かおうと、そこで気づいたんです。ホテルで払うお金も、帰りの新幹線代も足りない...。

当時、コンビニに全国の銀行が入っているATMがあるような時代でもなく、まだ小さなホテルではカードでの支払いができる時代では無かったので、焦りました。

友達も誰もいない町で、家にも帰れずお金もなく、このさきどうしよう!!と、その百貨店は自分が持っているカードと同じ系列でした。

ATMコーナーに行くと、カードでキャッシングサービスが。背に腹は代えられない、とぎりぎり足りる額のお金を借り、翌日地元に戻ってすぐ返済しました。

ここで借りたお金が人生で初めての借金でした。

今思えば、百貨店での買い物をカードで済ませていればその後焦ったりしなくてよかったのに...。